私の義家族は医療関係者が多く、筋ジスについても
おそらく一般の方よりは情報を得やすい環境に
それぞれがいらっしゃると思います。

それでも息子(兄弟)が選んだ相手なのだからと
受け入れてくださっていることについては、
常に感謝の気持ちでいっぱいです。

病名が分かって、頂いた資料は全てお見せしました。

夫と同じく、喜んでもらえたと思いますし、いいところを探しては
喜んでくださる、この辺は家族なんだなぁと思います。

ひとつ困った点は、
義家族の同僚にあたる人達へもその資料(私個人のデータではなく、
病気の原因遺伝子や予後について書かれたもの)をコピーして
配布してしまったこと。

今になれば、どこで情報を得られるか分からないのだから、
一つでも多くそういう筋道を作っておきたいというお気持ちが
あってのことだと理解できるのですが、すぐは受け入れることが
出来ませんでした。
30年以上、ずっと分からなくて、苦労して分かった結果だけを
周囲にばらまかれてしまったような、ひねくれた気持ち。
そんなこと思っちゃいけない、って気持ちと、
でもなんだかモヤモヤするのよ!って気持ちが
しばらくは渦巻いていました。

でも、ほんとにどうでもいいと思っていたら、そんなことしませんよね。
資料も読まず、受け取ってポイって捨ててしまえばいいこと。

資料を読んだであろう方とその後もお会いする機会はありましたが、
特に何か言われることもありませんでしたし
月日の流れとともに「まぁ、いいか」と流せるようになりました。